3月7日←3月6日

家に帰る。おじいちゃんとおばあちゃんがいる。二人から話を聞かされる

おば「そりゃあねぇ。おじいさんが突然もう外に出てはいけないなんて、言ってきた時はびっくりしたわよ。でもね同じ境遇の人の話を聞いたら、大丈夫って言われたよ。その大丈夫に私はどれだけ救われたか分からないねぇ。」

2つの家の写真をおばあさんに見せられる。それが間取りや、寝床の位置が酷似している。一つの部屋は夫婦が住んていた場所。もう一つの部屋は女性が一人で暮らしていた部屋。食器の全てに人間の顔が印刷されてあったり、ろうかに布団が敷いてあったり、押入れに食器が入れてあったりした。その妻は今から一週間前に亡くなったらしい。

おば「似るもんなのさ、こういうのって」と言われ胸ぐらを摑まれ顔を近づけてくる。

そこで夢から覚める

目を覚ますと母の顔がある。鼻と鼻が当たるか当たらないかの距離感だ。一瞬にして人生最大の恐怖を感じる。


数秒経って普通の母だと気付く。こっちが現実だ。